21社、23棟、すべてがいばらきの木の家。

里山住宅博の舞台となる「春風台ヒュッゲガーデン」は、全75区画。
このうち、23区画の建物を対象に、住宅博が開催されます。

23棟すべてが、茨城県産材を使って建てられます。
数十年間にわたって、地元の山で育まれた木を使います。その木は、今度は永きにわたって住まい手が暮らす場所をつくります。

日本の木材自給率は36.1%(平成29年林野庁調べ)です。1955年には90%を超えていたものが、2002年に18.8%の最低値を記録しました。そこから年々増加の兆しを見せいていますが、まだ決して高いとはいえない数字です。
日本の国土面積の67%は森林です。茨城県の森林率は30.7%と、全国平均に比べると少ない値に見えますが、それでも18万7千ヘクタールの森林があります。このうち、54%がスギやヒノキなどの人工林です。
近くの森林の木が使われなくなると、どういうことが起こるでしょうか?
木材が売れなければ、間伐も伐採も費用が捻出できず、林業は衰退してしまいます。十分手入れができなくなった森林は、土砂災害の原因になったり、二酸化炭素を吸収する働きも低下します。近くの山の木を使うことで、「植える」「育てる」「伐る」というサイクルが回り出します。それは、林業の経済だけでなく、地域の環境をよくすることにもつながるのです。
住宅博というこの機会に、多くの人に近くの山の木を使う意味を知ってほしいと願っています。

地元の職人がつくる。

日本の木材自給率は36.1%(平成29年林野庁調べ)です。1955年には90%を超えていたものが、2002年に18.8%の最低値を記録しました。そこから年々増加の兆しを見せいていますが、まだ決して高いとはいえない数字です。 日本の国土面積の67%は森林です。茨城県の森林率は30.7%と、全国平均に比べると少ない値に見えますが、それでも18万7千ヘクタールの森林があります。このうち、54%がスギやヒノキなどの人工林です。 こうした森林の木が使われなくなると、どういうことが起こるでしょうか? 木材が売れなければ、間伐も伐採も費用が捻出できず、林業は衰退してしまいます。十分手入れができなくなった森林は、土砂災害の原因になったり、二酸化炭素を吸収する働きも低下します。近くの山の木を使うことで、「植える」「育てる」「伐る」というサイクルが回り出します。それは、林業の経済だけでなく、地域の環境をよくすることにもつながるのです。 住宅博というこの機会に、多くの人に近くの山の木を使う意味を知ってほしいと願っています。

自然素材と、職人の手と。

木の家は、自然素材を多用し、職人の手によって作られます。
「木は木組み、家は人の心組み」
手間を惜しまない、道具を手入れする、手筈を整える―
手は職人の人をあらわし、一軒の家は、そんな職人の心をあわせてつくられるのです。

職人の手

一口に工務店と言っても、いろいろな存在があります。
大きなところ、小さなところがあります。自社のモデルハウスを持っているところもありますが、多くはモデルハウスを建てられず、これまでの仕事を見てもらうことで、仕事を繋げてきました。
見てもらえさえすれば気に入ってもらえるのに、見てもらう機会が少ない。これが、地域工務店の悩みでした。里山住宅博は、そんな工務店にとって、みなさんに見てもらえる千載一遇の機会です。一同張り切って準備を進めています。
2019年6月のグランドオープンにご期待ください。

PAGE TOP